骨格診断・噛み合わせ
このようなお悩みはありませんか?
- 顎が痛い、口が開きにくい、音が鳴る(顎関節症)
- 噛み合わせの位置がしっくりこない
- どこで噛んだら良いのか分からなくなった
- 硬いものが噛みにくく、食事が楽しめない
- 詰め物や被せ物が頻繁に外れたり、壊れたりする
- 原因不明の頭痛や肩こりに長年悩んでいる
その原因は、骨格バランスや顎の位置にあるのかもしれません。
骨格から考える噛み合わせ治療

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部分的な治療を繰り返す対症療法だけでは、問題の根本は解決されず、再発につながる可能性があります。将来にわたって安定したお口の環境を築くためには、土台である骨格とのバランスを整えることが大切です。
当院では、セファロ(頭部X線規格写真)というレントゲンを用いた「骨格診断・咬合診断」を行っています。頭部の骨格や顎の位置を分析し、見た目だけではわからない「その人本来の、機能的に調和のとれた噛み合わせ」を導き出して、一人ひとりに合った治療計画をご提案します。
そもそも「良い噛み合わせ」とは?

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見た目の歯並びが整っていることだけが、良い噛み合わせの条件ではありません。当院では、以下の3つの要素が満たされた状態を「骨格と調和した、機能的に良い噛み合わせ」だと考えています。
顎関節が安定していること
顎の関節が骨格的に自然でリラックスできる位置にあり、スムーズに動かせる状態を指します。
全体の歯が均等に噛んでいること
奥歯から前歯まで、すべての歯でバランス良く力を受け止められる状態です。歯に過度な負担がかかることを防ぎます。
筋肉の緊張がないこと
顎を動かす咀嚼筋(そしゃくきん)が緊張せず、リラックスしている状態も重要です。
当院の骨格診断・咬合診断

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歯科医師として長年診療に携わる中で、常に抱いていた疑問があります。それは、「なぜ、しっかり治療したはずの歯が、また悪くなってしまうのだろう?」というものでした。
その答えを探し求め、皆様と向き合う中でたどり着いたのが、歯を「一本の木」としてだけ見るのではなく、顎や頭部、さらには全身という「森」全体の一部として捉える視点でした。
家を建てる際、土台が傾いていては、どんなに立派な構造でも安定しないのと同じように、お口の健康も土台が重要になります。
そこで当院では、痛みのある箇所だけに対処するその場しのぎの治療ではなく、不調を生み出す根本原因を探ることを重視しています。そのために行うのが「骨格診断・咬合診断」です。
お口の中の状態はもちろん、顎の動き、顔全体のバランス、時には全身の姿勢なども含めて多角的に分析し、問題の根源を突き止めていきます。
お口全体の機能的な調和を取り戻し、治療を繰り返すリスクをできる限り減らすこと。それこそが、皆様が生涯にわたってご自身の歯で食事を楽しみ、心身ともに健やかな毎日を送るための礎となると、私たちは考えております。
セファロ分析が診断の主軸
セファロレントゲン(頭部X線規格写真)は、むし歯や歯周病の確認を目的とする歯科用レントゲン(デンタルX線写真やパノラマX線写真)とは異なり、骨格の分析に特化しています。
一定の規格のもとで撮影するため、上下の顎の骨の大きさや形、顎の前後の位置関係や左右のずれ、歯の傾斜角度、顔全体の骨格バランスなどを正確に計測することが可能です。
この分析によって、「顎が左右にずれているために、片側だけで噛む癖がついている」といった、不調の根本原因を明確に把握できます。
全身のバランスも考慮

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当院では、姿勢といった全身のバランスも診断の情報として考慮します。
噛み合わせの歪みは、全身の骨格の歪みと相互作用しています。頬杖や片側だけで噛む、猫背といった「態癖(たいへき)」が、少しずつ骨格や噛み合わせを歪ませているケースは少なくありません。人の頭は、ボーリングの球ほどの重さです。姿勢が少し傾くだけで、その重さが首や顎に大きな負担としてのしかかります。この日々の積み重ねが、顎の位置をずらしてしまうのです。
また、「いつも同じ側の肩にバッグをかける」「足を組む」といった何気ない行動も体の重心を偏らせ、結果として顎の位置に影響を与えることが考えられます。
こうした背景から、私たちは待合室での立ち姿や診療中の座り方など、何気ない様子からも診断のヒントをいただいています。お口の中を診るだけでは見えてこない不調の根本原因を、全身という広い視野から丁寧に探っていく。それが当院の診断スタイルです。
診断結果を活かすオーダーメイド治療
根本原因を特定した上で、はじめて治療計画の立案に進みます。
原因が明確だからこそ、どこにどのようなアプローチをすれば噛み合わせのバランスが整うのか、的確な治療方針を立てることが可能です。
例えば、診断の結果、過去に抜いた歯を放置したことで全体の噛み合わせが崩れていることが原因だと判明した場合は、その空間を補うためのブリッジや入れ歯、インプラントといった補綴(ほてつ)治療が中心となります。また、不適合な被せ物が原因であれば、骨格との調和を考えた上で作り直します。
根本原因に対してアプローチし、骨格と調和した安定する噛み合わせを再構築していきます。
診断の流れ
1カウンセリング
まず、皆様が現在感じているお悩みや症状、これまでの治療歴、そしてどのような状態になりたいかというご希望などを、時間をかけて詳しくお伺いします。
2精密検査
セファロ撮影をはじめ、お口の中の写真撮影、歯型の採取、顎の動きの検査など、正確な診断に必要なデータを多角的に収集します。
3治療計画のご説明
分析結果を写真や図を用いて分かりやすくご説明します。その上で、どのような治療が必要か、期間や費用も含めた治療計画を複数ご提案します。
4処置
ご提案した治療計画に十分にご納得いただいてから、実際の治療を開始します。治療の各段階でも、丁寧な説明を心がけてまいりますのでご安心ください。
